カテゴリー:リハビリ日記の記事一覧 39 件

福祉用具のアドバイス。

利用者さん宅に伺い、手すり設置などのアドバイスをさせて

いただく機会があります。

 

しかし私たちにとって、これで「任務完了!」となるわけでは

ありません。

リハビリセンターでご自宅と似たような環境を模擬的に設定して、

正しく動作できるように繰り返し練習して頂く場合もありますし、

また、必要があれば再度、訪問させていただき、検討し直すことも

考えられます。

 

せっかく導入された用具をきっちり使いこなしていただけるよう、

継続的にサポートさせていただきたいと考えています。

6月です。

今年の梅雨入りは?なんて話題が出るようになった

今日この頃、

「雨降ったら出て来れるかなぁ」という声がチラホラ・・・

 

梅雨に限らず、雨の予報が出ている時にも、同じような

声が聞かれます。

ご自宅玄関と送迎車とのわずかな距離でも、歩行が不安定な

方にとっては、とても心配に思われるようです。

 

もちろん滑らないように、そして、なるべく濡れないように配慮

させて頂きます!

さらに、普段は歩行練習の一部分として歩いて乗車して頂く方でも、

場合によっては、相談の上、車椅子で素早く搬送させていただく

ことも考えられます。

 

アメニモマケズ!

元気に利用者様がお越しいただけるよう、願っております(^o^)

大事な物でも・・・

杖を使用されている方は、一心同体・肌身離さず大切に

扱っておられる場合が多いですね。

 

しかし、自動車に乗車中だけは・・・というお話です。

胸に抱えて座席に座っておられる場面をしばしばお見かけ

しますが、やむを得ない急ブレーキの際などに、杖の持ち手の

部分で胸を強く打ってしまったという話を何度も聞いています。

 

大切な杖でも、自動車乗車中には身体から離して、足元もしくは

トランクに収納しておく方がよさそうです(^o^)

ひとつずつ!

リハビリを行う際は、日常生活上の目標を設定し、それに向けての

細かい課題をひとつずつ乗り越えていくというように、順序立てて

取り組んでいきます。

 

例えば・・・

ご病気で寝たきり状態だった方が、ベッド横のポータブルトイレを

おひとりで使えるようになりたいと希望された場合・・・

 

まずは、ベッドから起き上がって座れるということが大切で、

その次に、手すりを掴んで立てるようにならなければいけません。

 

しかし、これだけでは不十分で、ズボンを下ろそうとすると、手すりから

手を放しても立っていられるようにならなければいけませんし、さらに、

ズボンを下ろしながら腰をかがめても、バランスを崩さないような練習

が必要となってきます。

 

もちろん、これ以外の動作手順が選択され、練習内容が変わってくる

場合もありますし、ご病状によっては、ご希望が叶わないということも

考えられます。

 

そんなリハビリの過程の中で、ひとつの課題をクリアされて、

「出来るようになったわ~」と喜ばれ、また次の課題に向かって

努力されている利用者さんの姿を拝見するのが、私たちにとっても

励みにもなっています(^o^)

体格差。

今日のカンファレンスで、ある方の介助方法について

話題に上がりました。

スタッフそれぞれが工夫しながら行っているのですが、

出来れば、パターンを統一できるといいですよね!

 

このような際に、いつも検討しなければならない介護の

裏話的な問題があるのですが・・・

何かお分かりでしょうか?

 

意外な盲点?当たり前?

実は、小柄なスタッフと、身長の高いスタッフとでは、

行いやすい介助方法が全く違ってくるのです。

 

利用者さんが最大限に力を発揮できて、なおかつ、

スタッフも腰痛などのケガを予防できるという目的は同じでも、

2つ以上の介助方法を準備しておくことが多いのです。

 

こんな流れで、ご家族に介助方法をアドバイスさせていただく

場合でも、体格や年齢などは重要な検討項目になりますね。

 

色々な介助方法を提示できるように、もっともっと「引き出し」を

増やしていかなければなんて考えていたのです(^_^;)

2015年。

お正月の休みも終わり、遠藤クリニックリハビリセンターは

本日より通常営業です!

 

DSC_0696

利用者様合作の大きな張り絵が、壁に展示されています。

新春っぽく晴れやかですねぇ(^o^)

お正月に向けて。

今年も残りわずかになりましたね。

 

そんな今週のリハビリセンターでは、

「何とか一人で床の間の掃除が出来てんっ」とか、

「皮むき使って、お煮しめだけは作りたいねんっ」

なんていう嬉しい報告や前向きな目標が聞かれました!

 

お正月というイベントに向けて、お身体の不自由な方でも、

リハビリの成果を活かしてご自宅で活動しておられる様子が

垣間見え、外は寒いですが、私の心はホットになれました(^o^)

 

やっぱり、具体的な期限や目標があったりすると、いつもより、

頑張れちゃうもんですね\(^w^)/

初雪でした。

今朝は、今シーズン初の雪化粧な大津市でした。

これは、朝一番のリハビリセンター車寄せの風景です。

IMG_20141218_205903

積雪量としては、それ程でもなかったのですが、本格的に

凍結している個所もありました。

 

付近では渋滞している区間も多く、朝のお迎えも大幅に

遅れてしまったコースもありました。

 

そんな中でも、

「通勤どうもなかったかぁ?」とか、

「こんな天気でも迎えに来てもらって、リハビリさせてもらって

ありがたいわぁ!」

なんて、おっしゃって下さる方もあり、利用者さんからの温かい

お言葉に感謝感激でした(^o^)

ありがたいお言葉。

送迎車を運転中に、ある利用者さんから

「壊れ物注意!で運んでくれてんねやなぁ。ありがとう。」

と声をかけていただきました。

 

もちろん、「モノ」なんて失礼なことは申しませんが、慎重に

運転しようとしているということが伝わったようで、すごく

嬉しかったです>(^o^)<

 

利用者さんの中には、座位姿勢が安定しない方や車酔い

される方もおられるので、アスファルトの継ぎ目などで、

なるべく車が揺れないように、スタッフそれぞれが工夫したり

しています。

 

利用者さんからのありがたいお言葉を忘れずに、これからも、

優しい運転を続けていきたいですね(*_*)

朝のお迎え風景。

一般的に、階段は昇るのが難しいと思われがちですが、

実は、下る方が難しい場合が多かったりします。

これは、専門的には筋肉の働き方の違いで説明がつく事象

なんですが、デイケアへの通所や外出の際に、ご自宅玄関から

道へ出るまでの段差が難所となってしまう場合が見られます。

 

もちろん、筋力や麻痺の問題により、介助が必要な場合や、

スロープを設置して車椅子を用いる場合も多いのですが、

理学療法士からのアドバイスにより、見違えるほどお上手に

階段を降りてこられるようになったケースを最近、複数例

経験することが出来ました。

 

「リハビリのおかげやで~!」なんてニコニコ顔で送迎車に

乗り込んでいただけると、ホント嬉しくなっちゃいます\(^w^)/