カテゴリー:日々の出来事の記事一覧 119 件

エコー

新しい超音波エコーがやっと来ました。

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内科ではエコー検査は広く行われている検査の一つだと思いますが、

整形外科でもエコー検査が使われるようになってきています。

肩の腱板損傷、足関節の捻挫、レントゲンでははっきりしない骨折、

手足にできた腫瘤、肉離れなどの診断に使用します。

いままで、MRIにたよらざるおえなかったものが、

簡単にリアルタイムで確認ができます。

整形外科におけるエコー検査は、まだまだ奥の深いものだと思います。

日々の診療に生かせるよう、どんどん活用していきたいです。

恩師の送別会

今日は、恩師が定年をむかえ、退職されるにあたり、

お世話になった医師たちがあつまり、送別会がありました。

診療が終わり次第、和歌山に。

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恩師の元で働いた医師がほとんど集まっており、

恩師の仁徳がうかがえます。

私は、医師となって4~5年目に一緒に働かせて頂きましたが、

若かりし頃に、医師としての基礎を築いて頂いた方です。

診療や手術の技術はもちろんのこと、医師としての心得、

人としての生き様なんかも教えて頂いたような気がします。

今後とも御活躍されることとはおもいますが、ご苦労様でした。

私は、少しでも近づけるよう精進するだけです。

びわ湖毎日マラソン

今日は、家の近くが、びわ湖毎日マラソンのコースになっていたので

家族で沿道に応援に。

最初、あまり人がいないのでこんなものかと思っていましたが、

10分ほど前になると続々と沿道に人が現れました。

息子をテレビに映そうと、だっこして、ランナーに声援を送ります。

 

川内選手、見られました。

残念ながら4位でしたが。

 

家に帰って、テレビに映っていたのかと、妻が録画してくれていた映像をチェックします。

確認していると、沿道も写っていて、徐々に近づいてきます。

どきどきしながら、あともう少しだというところで・・・

 

ヘリコプターの上空からの映像に切り替わりました(゜o゜;

 

えっ・・・・と、戸惑いながら、しばらくするとランナーの映像に戻りましたが、

すでに、私たちがいたところは過ぎ去ってしまってました。

 

折り返し後も、私たちは写らず・・・

 

録画してまで、確認したのがよかったような、よくなかったような。

人生うまくはいきませんね。

 

ド・ケルバン病

ド・ケルバン病は、手関節の親指側の腱鞘炎のことです。

 

よく、ある疾患ですが、

最近、妙にこの疾患で受診される方が多いので書かせてもらいました。

あまり季節にも関係ないので、たまたまでしょうが・・・

 

腱鞘は、関節を曲げ伸ばしするスジ(腱)が通るトンネルのことです。

手をよく使うことで起こることが多く、腱鞘が炎症を起こし、肥厚することで

腱が腱鞘の中を通りにくくなり、さらに炎症を引き起こす、悪循環を来します。

治療は、安静、消炎鎮痛薬の内服・外用、装具の治療、ステロイドの注射などが

一般的な治療法です。それらの治療法で改善しない場合は手術が検討されます。

 

ところで、ド・ケルバンの由来ですが、人の名前であることは容易に想像がつきますが、

de Querveinと書き、18世紀末~19世紀初頭に活躍した

スイスの外科医 Fritz de Quervain由来するそうです。

この方ですが、甲状腺疾患の大家みたいです。

亜急性甲状腺炎と言う疾患がありますが、ド・ケルバン甲状腺炎とも言うらしいです。

そんな名前がついていることは初めて知りましたが、

昔の医師は、手の治療もすれば、甲状腺の治療もする、何でも屋さんですね。

現代は、医療が高度になり、専門化が
すすみ、

何でもかんでも深い見識をもつことは困難ですが、

広い分野に見識を持つことは見習いたいところですね。

ぐじっておいしいですよね。

本日は所用で若狭地方へ。

昼食で食べた「ぐじ」の若狭焼きがおいしかったです。

ご存じの方も多いとは思いますが、京都・若狭・(大阪も?)ではアカアマダイの

ことを「ぐじ」と呼びます。

ぐじの呼び名の由来を調べてみると、頭の形から「屈頭魚(くじな)」と

呼ばれていたものが、なまり、短縮され、ぐじになったようです。

若狭焼きは、鱗を取らず、塩を一振りして、焼く、シンプルだけども

最もおいしい食べ方の一つです。

ぐじ

 

しかし、若狭地方の魚は何でもおいしいですね。

この地方に生まれ育てば、まず魚嫌いにはならないでしょうね。

リハビリもどんどん進化しています。

今日はリハビリを目的とした研究会に行ってきました。

その講演でロボットを用いたリハビリの内容がありました。

我々の世代は、ロボットといえば、ガンダムを想像してしまいますが・・・

 

ロボットを用いたリハビリも日進月歩で、その効果も発揮されているようです。

高齢者が増え、若者が減る日本では、

今後、ロボットを用いたリハビリが一般に広がっていくんでしょうね。

ただ、リハビリがロボットとだけだなんて味気ないですよね。

やはり、人とふれあって、努力し、回復し、喜んで頂くのが一番いいですよね。

 

整形外科の呼び名

最近、「整形外科」の呼び名に関して議論されることがあります。

というのも、「整形外科」が何を診療している科なのかが分かりにくい、

形成外科、美容整形、整骨院と混同されやすい、

などの問題があるからです。

もともと、整形外科は1741年フランスの

内(小児)科医 Nicolas Andryが著した「L’orthopedie」から

医学の一つのジャンルとして定義され、

日本では、整形外科講座が東大で初めてできる際に

骨格や関節が正常の形状を保つ、矯正する学問として

Orthopaedieが「整形外科」と訳されたそうです。

 

私自身、小さい頃は整形外科と美容整形の区別がついていませんでした。

一般の方には、分かりにくいため、

「運動器科」という名称に変える方がいいのではと議論されています。

「運動器って何?」ってなりそうですが、運動器は運動するための器官、

筋肉や骨、関節、それを動かす神経を総合した用語です。

私はどちらがいいのか分かりませんが、

一般の方にどんなことをしているのか知って頂くことは大切ですね。

医療安全研修会

今日は、院内で医療安全対策の研修会を行いました。

昨今、医療安全についていろいろと叫ばれておりますが、

研修を受けて、

当院でもあらためて、日々の診療に気を引き締めていくつもりです。

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ここは何地方ですか!?

なんですか、この大雪は!

朝早く来て、雪かきをしたにもかかわらず、すぐに雪が積もってます。

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大津南部でこんな、大雪が続くのは、記憶にありません。

おもわず雪かきしながら、

近畿地方のはずなのに

「ここは何地方ですか!?」とつぶやいてしまいました。

セミナー 大阪にて

今日はセミナーのため、診療が終わり次第、大阪へ。

滋賀を出るときは、しんしんと雪が降って、道路に積もる状態でしたが、

大阪に着けば、もう雪はありません。

滋賀では、スノーブーツ等、雪国の完全装備が必要なくらいで、

革靴を履いて来たことを後悔してましたが、

そんな格好してたら、大阪だと完全に浮くところでした。

帰ってくると、近所の歩道には雪がまだ残っています。

気候の違いとはいえ、

滋賀ってやっぱり田舎なんだなって思ってしまいました。