カテゴリー:日々の出来事の記事一覧 119 件

週末は

週末は和歌山での研究会に参加してきました。

座長をつとめさせて頂きましたが、講演の内容は

手の外科のトピックス、関節リウマチについてで、

日常診療にすぐに役立つ内容で、とても興味深いものでした。

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市の中心のホテルがいっぱいで、海近くのホテルに滞在しましたが、

きれいな海を望めるはずが、

あいにくの天気で、残念でした。

その中でもサーファーの姿はたくさん目に入ります。

すごいですね。

 

お疲れ様ですね

6月26日の話ですが、「野洲のおっさん」見かけました。

知らない人は何のことやらと思われるかもしれませんが、

滋賀県の誇る!? ゆるキャラですが、今、琵琶湖一周行脚中です。

6月29日に大津港にゴールするみたいですね。

しかし、暑い中ご苦労様です。

見た感じ、すごく疲れてました(^_^;

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写真撮るのが遅れて、小さな後ろ姿になってしましましたが、

哀愁が漂ってます。

 

何事も一つのことをやり遂げるのは大変ですね。

あと少し、頑張って下さい。

椎間板ヘルニア消える!?

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間に存在するクッションの役割をする椎間板が

傷ついて飛び出すことで、神経を圧迫し、腰下肢痛を引き起こす疾患です。

 

・・・腰椎椎間板ヘルニアについて

http://www.endo-clinic.or.jp/medical_information/orthopedic_surgery#herniated

 

この飛び出した椎間板ですが、実は自然に縮小するものが結構あることが

知られており、整形外科医の中では常識です。

なかでも、派手に飛び出しているヘルニアほど吸収されやすく、小さくなりやすいです。

ヘルニアによる炎症が起こっているところに、

様々な科学的な物質が反応し、マクロファージと呼ばれる

異物を食べて分解する細胞などが集まり、分解されてしまいます。

なので、自然に治るヘルニアも少なからずあります。

しかし、自然に消退するまでは、当然痛いので、治療が必要になり、

我々の行う治療はその自然経過を損なわず、早期に疼痛の緩和を図る

ことにあると言えます。

高齢者の方のヘルニアは派手な飛び出し方をしているものが結構ありますが、

終板とよばれる椎間板よりも固い部分が一緒に飛び出していることがあり、

固い部分は吸収されにくいので、自然に治りにくいことがしばしばあります。

若年者、高齢者いずれにせよ、手術以外の治療を続けて、症状が改善しない場合は

手術が検討されます。

長期通所リハビリを利用されている方

今日の勉強会では、長期にわたり当院の通所リハビリを利用されている方の

現在までのリハビリについて、理学療法士が振り返ってくれました。

ご高齢になってからの利用にもかかわらず、すでに10年以上通われており、

様々な疾患があったにもかかわらず、お元気に、近所の大型スーパーの中を

1人で歩いておられます。

ご本人の努力とご家族のご協力のたまものだと思います。

この中で、我々ができたこと、できなかったこと顧みるのにいい機会になりました。

また、このようにお元気ですごしていただける方がいることは、

我々にとって、明日からのリハビリ治療に大きな励みになりました。

湿布かぶれ!?②

湿布かぶれはよく起こりますが、

ある患者さんが「湿布にかぶれたました。」と、おっしゃるのでみせてもらうと、

湿布の貼っているところがかぶれている訳でなく、内出血していました。

そんなことが立て続けにありました。

内出血の原因は、おそらくはがすときに、強く皮膚が引っ張られて発生しています。

紫色になっていればすぐ分かりますが、細かい赤い点々の場合(点状出血

と呼ばれるものの場合)もあります。

かぶれと勘違いされることがあるようです。

しばらく湿布を使わなければ自然に治りますが、はがすときはそっとはがすように

注意して下さい。

見つけました。

妻がたまたま見つけました。

ありそうでなかったんですよね。

思わず、買ってしまいました。

どうってことないことですが、少しうれしくなってしまいます。

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湿布かぶれ!?

整形外科疾患の治療に、頻繁に使用する湿布ですが、

海外ではあまり一般的でなく、これほど頻用されるのは日本独特です。

簡単に使用でき、副作用も少ないのでいいものだと思いますが、

どうしてもかぶれる人がしばしばおられます。

貼るのを速やかにやめて、湿疹の薬(ステロイド薬や抗ヒスタミン薬など)を

塗ればすみやかに治りますが、注意したい場合があります。

ケトプロフェンと呼ばれる痛みを抑える成分が含まれる湿布を使用する際、

日光に当たる部分に貼ると光線過敏症と呼ばれる皮膚炎を起こすことがあります。

単なるかぶれとはちがい、重症化するものもあります。

湿布をはがしたあとでも、しばらく薬が残っているので、貼っていない状態でも

日光にあたれば皮膚炎を起こすときがあります。

腰など服に隠れるところはいいですが、手や首筋など日に当たる部分はこの成分の

含まれるものは避けるべきです。

日に当たる部分に使用する時は、この成分が含まれていない湿布を

処方するようにしていますが、家に余っていた湿布を使われる場合には注意が必要です。

 

手のしびれ

手のしびれを自覚され、整形外科を受診される方はたくさんおられます。

手のしびれの原因は本当に多岐にわたります。

大きく首に原因があるもの、その末梢の神経に問題があるもの、

全身の疾患に伴うもの、脳からくるものなどにわけられます。

首からくるものの代表的なものが、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症です。

末梢の神経が障害されるものとして、手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群など…

糖尿病などの内科的疾患や、神経そのものの病気など様々です。

簡単なチェック方法として

頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアでは、首を後ろにそらすと手にしびれが

生じることが多いです。

手根管症候群では手首を手のひら側に曲げてしばらくしていると、

親指から中指にかけてしびれが強くなってきます。

手のしびれでお困りの方は、近くの医師にご相談ください。

季刊誌さんらく 春号

ブログでの報告が遅くなりましたが、

「季刊誌さんらく 2014年春号」を4月初めから院内に掲示しています。

今回のテーマは

表面 五十肩(肩関節周囲炎)と腱板断裂について

裏面 整形外科エコー診療についてです。

結構早いペースで、置いている枚数が減っていきます。

肩の痛みでお悩みの方は多いのでしょうね。

院内の数カ所に、置いておりますのでご自由にお持ち帰り頂けます。

消防訓練

今日は消防訓練実施しました。

定期的に行っておりますが「備えあれば、憂いなし」ということで、

日頃からの準備は大切です。

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